御生骨の伝承

まずは、顕正新聞2016年6月5日号を見て頂きたい。



顕正会の5月度総幹部会の浅井昭衛さんの指導を文章化したものです。

この中に”御生骨”という言葉が出てきます。

そもそも、この”御生骨”とは何なのか触れていきたいと思います。

顕正会では、この”御生骨”の現証こそ広宣流布の証としています。

日蓮正宗においては御生骨についてこのような伝承があります。

其の頃、御牙歯脱げ落つ、聖人此の歯を以て日目に授けて曰わく、我に似り問答能くせよとて御肉付きの御歯と申すは是なり、此の御歯当山霊宝随一なり、広宣流布の日は光を放ちたもうべし


(日精上人・富士門家中見聞(家中抄)聖典653ページ)

伝承とは、古くからあるものを受け継いで伝えることです。

この”御生骨”ですが、滅多に見ることができないそうで、私も顕正会に入信したての頃にお話し程度しか聞いておりません。

もちろん、伝承を信じることや伝えることは大事なことである。

でもである、浅井さんの指導内容についての疑問を投げておく。

「国民の過半数たる六千万が南無し奉れば、国主も動き、国家意思も決せられ、四十九院申状の仰せも事相となる。これ事実上の広宣流布である。この時、御生骨は光を放ち給う。そしてこの大現証により、残る六千万人も一時に信ずるのである」

(顕正新聞2016年6月5日号一面・浅井先生5月度総幹部会指導内容掲載記事より引用)

今、御生骨はどこに存在するのでしょうか。

日蓮正宗総本山大石寺にあるのです。

顕正会員並びに残りの六千万人と呼ばれる人たちはどのようにして御生骨の大現証を見るのでしょうか。

というよりも、これでは矛盾が生じてしまいます。

広宣流布とは全日本人が南無妙法蓮華経を信じた時に達成されるはずです。

その証拠は基礎教学書296ページに載せてあります。

残りの六千万人が御生骨の大現証を見た時広宣流布?!!

さかさまですよね。

おかしいですよね。

不可能ですよね。

顕正会には御生骨はないのですから。

お分かりですね。

顕正会がある限り広宣流布は不可能なのです。

 

 

 

 

 

 

 

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