訓諭全文紹介





こちらが訓諭の全文です。

(引用元:顕正会・御遺命守護の戦い112ページ)

画像だけでは分かりにくいと思いますので全文を書き出してみます。

さきに法華講総講頭池田大作発願主となって、宗内僧俗一同の純真の供養により、昭和42年総本山に建立の工を起せる正本堂はこゝに五箇年を経て、その壮大なる雄姿を顕わし、本年十月落成慶讃の大法要を迎うるに至る。

日達、この時に当って正本堂の意義につき宗の内外にこれを闡明し、もって後代の誠証となす。

正本堂は、一期弘法付嘱書並びに三大秘法抄の意義を含む現時における事の戒壇なり。

即ち正本堂は広宣流布の暁に本門寺の戒壇たるべき大殿堂なり。

但し、現時にあっては未だ謗法の徒多きが故に、安置の本門戒壇の大御本尊はこれを公開せず、須弥壇は蔵の形式をもって荘厳し奉るなり。

然れども八百万信徒の護惜建立は、未来において更に広布への展開を促進し、正本堂はまさにその達成の実現を象徴するものと云うべし。

宗門の緇素よろしくこの意義を体し、僧俗一致和衷協力して落成慶讃に全力を注ぎ、もってその万全を期せられんことを。

以上全文です。

この訓諭は、正本堂の意義を内外に明らかにしたものであることは顕正会員もよく御存じであることでしょう。

そして今まで顕正会員は浅井先生の指導によって、宗門批判の根拠となる資料として用いてきました。

赤字で書かれた部分が顕正会が主張する部分で、これだけ見ればだれがどう見ても宗門は御遺命を捨てた団体と見るであろう。

画像にも引用の証がはっきりわかると思います。

しかし、顕正会は意図的に後半の青字の部分を削除しているのです。

全文を見ればきっと、わかるはずです。

”正本堂は将来広宣流布の達成の実現を象徴する建物となる”

広宣流布の暁に建てられる建物を象徴(イメージ)する建物として日達上人は正本堂を意義づけていたのです。

これはもちろん、正本堂を事の戒壇としていない紛れもない証拠なのです。

だからといって、広宣流布以前に事の戒壇を建ててはならないということにもあてはまりません。

つまり、御遺命破壊には当たらないのです。

顕正会員の皆様、ご理解頂けたでしょうか。

 

 

 

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