顕正会は妙信講に学べ(2)
私が顕正会にいた頃は、仕事よりも顕正会の活動を優先せよとの指示がありました。
私にはそれは出来ませんでした。
どうしてか。
それでは、社内での自分の信用が落ちるからです。
「御みやづかいを法華経とおぼしめせ。「一切世間の治生産業は皆実相と相違背せず」とは此なり。かへすがへす御文の心こそをもいやられ候へ」
(壇越某御返事・平成新編御書1220ページ)
宮仕えを法華経の修行と思いなさい。「一切世間の治生産業は、実相と違いはないのである」とはこのことです。くれぐれも、この御文の心を大事にしてください。
仕事も社会生活もすべてにおいて法華経の修行のうちであるから怠ってはいけないとの教えです。
広宣流布においては信用が第一です。
信用の無い者がいたずらに折伏すればかえって、法を下げることになってしまいます。
信用がもらえるようになればおのずと、仕事の休みも取りやすくなりますね。
その休みを仏道修行の時間に充てればいいのです。
顕正会の皆様、お分かりになりましたか。
日蓮正宗では、顕正会のように文をそのまま理解するのではなく、文の意味を理解するのです。
そうすることで、大聖人様の気持ちがわかるようになるのです。
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