アルペンルートの旅では、普段乗ることのできない珍しい乗り物をどんどん乗り継いでいきます。ケーブルカーや高原バス、ロープウェイやトロリーバスなど、高所ならではの工夫がされたユニークな乗り物達を一挙紹介します!
立山駅と美女平間1.3km、標高差およそ500mを7分かけて一気にのぼり、低山帯の森林から山地帯の森林への変化がダイナミックに車窓に展開します。平均勾配24度の坂を2台のケーブルカーがつるべ式で上り下りする仕組みになっています。途中、岩が柱のようになっている材木石(柱状節理)が見られる箇所があります。
開業当初の立山ケーブルカー。下の方に見えるのは、立山駅の旧駅舎です。
亜高山帯から高山帯へ、約1,500mの標高差の大自然の変化を楽しむことができます。全員着席制なので、快適に車窓の風景を楽しむことができます。車内に設置されたモニターからは、見どころの解説ビデオが流れます。ハイブリッドバスや最新のクリーンディーゼルバスで、排気ガス中のNOx、COや黒煙の排出を抑えています。
高原バスは途中下車することもできるよ。弥陀ヶ原散策をする時は、乗車前にその事を伝え、降車駅が近づいたら降車ボタンで知らせよう!
高原バス運転席。縁取りのカーブが印象的で、メーター類は見やすく配置。トラスミッションは、6速MT(マニュアルトランスミッション)だ。
高原バスの車両は、立山ケーブルカーによって運び入れられました。
バス道路を進む開通当時の高原バス車両。当時は春先の幅員もせまく、カーブで曲がりきれず、人力で除雪して進んでいました。
立山の主峰、雄山(3003m)の直下を貫通している立山トンネルを走るトロリーバス。最大の特徴は、石油燃料ではなく、電車線から電力の供給を受けて走る点です。電気で走ることで、トンネル内に排
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